パプア・ニューギニア    オルミ大使 長野来訪

 

10月1日、パプアニューギニアのアイワ・オルミ駐日大使が、田中康夫長野県知事と会うために長野市を来訪されました。長野県ニューギニア会はかねてよりオルミ大使と交流をしてきましたが、今回も連絡を受けて田中知事との会見前の時間をお借りして歓迎の昼食会を開きました。オルミ大使に同行した竹村会員の報告を掲載します。

 

《パプア・ニューギニア アイワ・オルミ(Aiwa Olmi)大使が長野来訪》

■パプア・ニューギニアのオルミ大使が城ヶ滝事務官を伴い平成13年10月1日長野を来訪、長野新幹線「あさま3号」で11時19分長野駅到着、当会の原と竹村が改札口で出迎えた。

改札口を出るオルミ大使 長野駅到着のオルミ大使と城ヶ滝事務官

 

<長野県ニューギニア会主催昼食会>

 

■ちょうどお昼の時間とあって駅前で歓迎の昼食会、神谷会長、土屋前会長をはじめ20名近くの会員が集まって久しぶりに大使との歓談のひと時を過ごした。

長野県ニューギニア会としては、長年にわたって慰霊巡拝旅行でお世話になり、また、同国アイタベ方面津波やラバウル火山噴火の災害時に被災地への義捐金進呈などで密接な関係にあった大使であり、今までのご好意に感謝、さらに今後の友好とご支援をお願いした。

車椅子の土屋前会長と… 会場スナップ

 

■在日7年にもなる大使はお箸の使い方も日本人並みで蕎麦の食べ方も堂に入ったもの。

お箸の使い方も日本人並み お蕎麦を食べるオルミ大使

 

■大使は11月中旬に本国に帰任することに決まっているが、「長い期間、大使の仕事を続けられたのも皆さんのご支援のおかげです」と丁寧な謝辞を述べられたあと、「この次はもっと偉くなって来たいです」とのこと、これからの政治活動も考えているのでしょうか?

時間はあっという間に過ぎて、次の予定もあり名残を惜しみながらのお開きとなってしまい、最後はパプア・ニューギニアの発展と大使のご活躍を祈念しての万歳で終了した。

 

(この後に、大使は原会員の案内で長野冬季オリンピック施設Mウェーブを見学されましたが、この詳細は省略します。)

 

<田中康夫長野県知事を訪問>

■オルミ大使は午後3時から長野県庁に田中知事を訪ね、離任の挨拶と懇談を行なった。

知事からは、PNGへの飛行機の便についての話が出たり、また、物質万能主義からの脱却への理想の言葉が出たのに対して、大使からも「ニューギニアでも環境問題を重視していきたい」との意見が出るなど、あの自然豊かな国でもすでに環境の保護が大きなテーマであることをうかがわせた。

田中知事は終始流ちょうな英語で大使と親しく会話、通訳さんの出番は全く無いほどで、おそらく大使も満足されたことと思われる。

■懇談が終わって、大使と田中知事との記念撮影。

■午後3時30分会談が終わったときに、田中知事から記念品として漆塗りのオルゴール・ボックス(曲名”サクラサクラ”)が大使にプレゼントされた。

■さらに、知事の精神文化尊重の改革方針について英文で発表された資料なども提供された。

■田中知事との時間を過ごしたあと、長野県庁を出るオルミ大使と城ヶ滝事務官。

 

以上、簡単ですが、当日の経過と写真の説明です。

 

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