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第48回ニューギニア方面戦没者慰霊大祭報告 (平成28年7月31日開催)

長野県ニューギニア会主催の第48回ニューギニア方面慰霊大祭は、7月31日松本市の長野県護国神社で斎行された。

蝉しぐれが降り注ぐ護国神社本殿には、会員遺族をはじめ、国会、県議会議員の代表、県内の各市町村長、県遺族会などから多数のご来賓を含め120名が参列した。

祭典は正午の大太鼓を合図に始まり、黙祷、国歌斉唱、奥谷宮司の祝詞奏上に続き、本田昌彦会長が「国民の8割が、戦争を知らない世代となった。70余年前、南太平洋のニューギニアの地で、15万人もの尊い若い命が失われた。この社に祭られている3474柱の御霊に、心から哀悼の誠を捧げ恒久平和の実現を目指したい。ニューギニア会は48年間に渡り英霊の顕彰と現地慰霊巡拝を進めてきたが、この事業を皆様と共に末長く継続していきたい」と、祭文を奏上した。

菅谷松本市長、川上県遺族会副会長の慰霊の言葉、来賓のあいさつが続いた。その後、斎主に続いて参列者代表が玉串を捧げて拝礼した。
最後に恒例となっている軍歌の「ラバウル小唄」と「ふるさと」を全員で声高らかに斉唱して式を閉じた。

慰霊大祭当日、護国神社社頭に掲げられたニューギニア国旗
慰霊大祭当日、護国神社社頭に掲げられたニューギニア国旗
本殿で祭文を奏上する本田会長
本殿で祭文を奏上する本田会長
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