~About us~
ニューギニア会の概要
長野県ニューギニア会は、先の大戦においてニューギニア島とその周辺諸島の陸海空域で亡くなった将兵に対し「哀悼の誠」を捧げ、戦没者の慰霊巡拝及び同地域の国々と日本との友好親善を図ることを目的として、活動する団体です。
昭和44年2月「東部ニューギニア戦友会長野支部」として会の母体が設立された。会員は県内出身の帰還戦友の方々が中心でしたが、活動を重ねるにつれて、連れ合いそれに遺児など遺族の皆さんの加入が増え、ニューギニアの風土に関心を寄せる全国の一般会員の方も加わり、会員は200名を数えています。
主な活動
- ニューギニア方面戦没者慰霊大祭
- ニューギニア方面現地慰霊巡拝団の派遣
- 通常総会
- これまでの主な活動・事業
- ○ 南十字星の下に散華せる「嗚呼戦友の碑」 建立と維持
- 昭和49年に松本市の長野県護国神社境内に建立。平成17年には碑に併設して県内出身のニューギニア方面戦没者及び帰還者の名前を刻んだ「芳名板」を設置。
- ○ 「嗚呼戦友の碑」の全面改修工事施行(平成26年4月)
- 近い将来予想される大地震災害などに対応するため、神社側の要請を受け入れて、石碑を取り巻く30数個の石組みを撤去、本体を低くし再構築して安全を確保した。
- ○ 会報「椰子の樹」の発行
- 平成19年6月創刊 年2回(1月と6月)A4判4ページで発行し、会員に頒布。
会報バックナンバー - ○ 長野県ニューギニア会ホームページの運用(年2回以上更新)
- ○ ウエワク・コイキンマリック地区に観音像(ブロンズ)建立(昭和55年8月)
- ○ ウエワク慰霊公園・礼拝堂前 石燈篭献納(昭和56年9月)
- ○ 長野県護国神社境内に常夜燈献納(昭和57年7月)
- ○ 記念誌「椰子の記」発刊、平和への礎として県下の全高校へ寄贈
(平成9年6月) - ○ ラバウル火山噴火被災地・シッサノ地区津波被災地への義援金寄贈
- ○ ウエワクホテルオーナー川畑さん家族との交流、娘さんへの
病気見舞金の贈呈 - ○ 県立南安曇高校、松本工業高校とPNGとの国際交流事業の支援
- ○ 駐日PNG大使館、歴代大使との交流
- ○ ニューギニア写真展・長野県中野市で開催(平成14年8月)
- ○ 戦没者慰霊祭節目の50回記念・PNG写真展 県護国神社で開催(平成30年7月)
毎年7月の最終日曜日、灼熱の地・ニューギニアを偲び長野県護国神社(松本市)で開催します。昭和40年8月に帰還戦友の方々により始められた慰霊祭は「戦没将兵の思いを無にせず、恒久平和の願いを後世に伝えたい」という遺族、会員の熱い思いに支えられています。
慰霊大祭の紹介
慰霊巡拝団を組織して、ニューギニアの各地に派遣、慰霊友好親善訪問事業を実施しています。現地が乾期に当たる8月から9月にかけて、1週間の日程で慰霊巡拝の旅を実施。慰霊巡拝対象地域は東部ニューギニア(パプアニューギニア独立国)それに西部ニューギニア(インドネシア共和国イリアン・ジャヤ州)となります。昭和52年8月、第1回の現地慰霊巡拝団派遣以来、参加者はこれまでに延べ800名にのぼっています。
訪問場所は広範囲にわたりますが、長野県出身の戦没者が集中する東セピック州ウエワク地区(ソナム・ブーツ・アイタペ・ムッシュ島)マダン州(ハンサ・ヤボブヒル・アムロン)その他ではラエ、サラモア、ニューブリテン島のラバウル、首都のポートモレスビーなど。西部地区ではジャヤプラ、ゲニム、アルソー、サルミ、ビアク島などに慰霊巡拝の足跡を遺しています。
慰霊巡拝の紹介
通常総会は毎年2月11日(祝日)に開催。
前年度事業報告・会計報告、新年度事業・予算案などを審議承認します。
総会報告
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