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総会報告

第49回(平成29年度) 通常総会の報告

長野県ニューギニア会は2月11日、第49回通常総会を松本市浅間温泉の「みやま荘」で開催。平成28年度事業・決算報告並びに平成29年度事業計画・予算案など5議案について審議、いずれも原案どうり可決承認された。
また、任期満了に伴う役員の改選では、本田昌彦会長をはじめ16名を再選した。

総会は午後2時に開会。成沢勝人副会長の開会の言葉に続き、南十字星の下に眠る英霊と、会員物故者に対し黙祷を捧げた。
東部ニューギニア遺骨収集派遣団の一員として現地で作業にあたっている、本田会長の挨拶文を小池博之副会長が代読した。この中で会長は「戦後71年を経て先の大戦の記憶が徐々に薄れていく中、昨年度は意義深いトピックスが3つありました。1つは、天皇・皇后両陛下が太平洋戦争の激戦地・パラオを慰霊訪問されました。2つ目は、アメリカのオバマ大統領が、初めて広島市を訪問されました。3つ目は、安倍首相が日米開戦の舞台となったハワイ真珠湾を訪れ慰霊を行ったことです。
これらの出来事を通して、再び忌まわしい戦争を繰り返すことなく、平和で安定した国を構築することの意義を再認識した有意義な年でした。

会の活動状況を振り返りますと、2月の総会に始まり、7月の慰霊大祭、8月の現地慰霊巡拝など主要な行事は、皆様のご協力により無事に実施できました。
会員の高齢化と減少の流れは止めることはできませんが、会としての運営は人的、財政面とも当面は心配ありません。
無理をしないで、可能な範囲での活動を実行することによって、ニューギニアで亡くなられた御霊のご供養を、できるだけ長く続けていきたいと願っています」という、挨拶文を寄せた。

引き続き、会則に従い小池副会長が議長席につき議事に入り、平成28年度事業・決算報告、平成29年度事業計画・予算案について、長田健治副会長、大久保寛憲事務局長から説明があり、いづれも原案どうり可決承認された。

■平成29年度の主な事業計画

  1. 第49回ニューギニア方面戦没者慰霊大祭
     平成29年7月30日(日)長野県護国神社(松本市)

  2. 第37回東部ニューギニア方面慰霊巡拝団派遣
    第4回西部ニューギニア方面慰霊巡拝団派遣
     催行 8月末~9月上旬

  3. 会報「椰子の樹」発行、会ホームページ維持管理

  4. 第50回長野県ニューギニア会通常総会開催
     平成30年2月11日(日)松本市


■平成29年度予算概要

主な支出は次の通り
慰霊大祭費 492,000円 / 現地慰霊巡拝費 450,000円 / 総会費 330,000円
広報費 259,000円 / 事務費 125,000円 / 予備費 100,000円 /
翌年度繰越金1,557,712円など、支出総額は 3,678,752円


■新役員は次の皆さん

会 長 本田昌彦 幹事長 安川叡春
副会長 小池博之 副幹事長 荒井 綏
原 雅彦 宮嶋叙子
成沢勝人 代表幹事 荒井 綏(北信)
長田健治 塚原 基(東信)
宮島いく子 重野典茂(中信)
監事 米沢生久 山崎富士男(南信)
水澤博人 会報CAP 竹村 淳
事務局 大久保寛憲    

 

総会冒頭、護国神社に向かい、黙とうを捧げる会員
総会冒頭、護国神社に向かい、黙とうを捧げる会員