Home > 慰霊大祭・イベント > 第51回ニューギニア方面戦没者慰霊大祭報告(2019年)

慰霊大祭・イベント

第51回ニューギニア方面戦没者慰霊大祭報告 (令和元年7月28日開催)

長野県ニューギニア会主催、第51回ニューギニア方面戦没者慰霊大祭は、7月28日松本市の長野県護国神社において開催、神社本殿には会員遺族を始め国会、県・市町村議会議員、市町村長、県遺族会長など約100名が参列した。

式典は、正午の大太鼓を合図に始まり、黙祷、国歌斉唱、修成と続き奥谷宮司が祝詞を奏上した。県ニューギニア会の本田昌彦会長は「先の大戦に おいて、ニューギニア方面では15万もの尊い命が失われた。生還者はわずか1万余りで、ここに祭られている3,470余柱の御霊に深く哀悼の誠を捧げます。本年は現地慰霊巡拝が40回目の節目の年となります。未収用のご遺骨は76,00 余柱となっており、現地でお迎えを待って寂しく眠られています。永年続けてきた慰霊巡拝の灯を消すことなく続けていくことが、当会に課せられた責務であると考えており、令和の時代となっても可能な限りこの活動を継続してまいります。」と、祭文を奏上した。

次いで、菅谷松本市長、横田県遺族会長が慰霊の言葉をのべた。玉串奉奠の後、来賓を代表して務台俊介・杉尾秀哉両代議士が挨拶した。

また、今回現地に派遣される第40回東部ニューギニア方面慰霊巡拝団の壮行会も行われた。参加者は、本田昌彦会長、小池博之副会長、安川叡春幹事長、山岸幸子さん(東京都)山岸靖志さん(軽井沢町)ら本会から7名が参加。栃木県護国神社からの参加者と共に8月24日から31日までの日程で現地のゆかりの地を慰霊巡拝する。

 

護国神社本殿での慰霊祭
護国神社本殿での慰霊祭